皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
またもや季節は巡って秋を感じる今日この頃ですね!
私は先日ふら〜っと、日本へ戻って参りました。
このブログもマイペースすぎる更新ですみません!!!
しばらく音沙汰なかった間何をしていたかといいますと8月は、ポルトガルのBoomfestival・ヒーリングエリアにて、セラピストとしてお仕事をさせていただきました。Boom Festivalとは、私の個人的な音楽活動などのご縁から、ここ数年携わる機会が多くなっている、ポルトガルで2年おきに開催される世界クラスのダンスミュージックフェスティバルです。
ポルトガル北東部、カステロ・ブランコ県(castero branco)、イダーニャ・ア・ノーヴァ(Idhana-a-nova)にある、アルブフェイラ・ダ・バラージェン・デ・マレシャル・カルモナという湖の湖畔でフェスティバルは開催されます。とっても長い名前ですが、穏やかで眺めの良い湖です。周辺はスペイン国境にほど近い農村地帯で、広大な牧草地も広がっています。すぐ近くには、歴史ある石の村として有名なモンサントがあります。
ヒーリングエリアから湖畔に沈みゆく太陽を眺める |
このフェスティバルは音楽を含むアート全般、ライフスタイル全般、ヒーリング全般、文化人類学的側面についても追求している、様々な人や事象の大きな出会いの場でもあります。今年は世界各地から約4万5千人が訪れたそうです。メインステージ周辺はいつも人口密度が渋谷駅前並みでした!
そんな中、私が参加したセラピストチームは、ヒーリングエリアのセラピストテントでシフトをこなして行く”EARTH TEAM"でした。
このヒーリングエリアも、年々パワーアップしており、今年度は専用パンフレットも登場。
ヨガクラス、瞑想クラスはもちろんのこと、プールも常備されていたので水中で行うマッサージやお子様用のワークショップもあり、はたまたスウェットロッジ、タントラティピ、フリーで受けることができる鍼灸治療、サウンドヒーリングブースなど、本当にありとあらゆる"癒し"がてんこ盛りでした♪
ヨガクラスやワークショップが行われるPUJAテント |
ショックなことに、BOOMにてデジカメを紛失してしまいました、、、涙。
写真も色々撮ったので皆さんにご報告したかったのですが、、今回はいただいた写真などでレポいたします。
これから始まる7日間のフェスを楽しむために、ヒーリングやマッサージを求めてくるお客さんはたくさんいます。基本的に、その日の予約をその日の朝に受け付けるスタイルです。
午前(8時〜13時)・午後(14時〜18時)・夜間(20時〜1時)の時間帯の中から、興味のあるセラピスト(毎時間10名待機)を選び、名前を書いて予約します。
各時間帯も細かく見ていくと、1時間=45分の施術時間と15分の休憩、で最大5人の施術をこなせるようになっています。時間は通常よりも短めですが、大型フェスの場では、予約を効率よくこなしていくことが優先事項なのでしょう。
私は初日・午前からシフトが組まれていましたが、当日になって配布されたシフト表を見ると、初日の午前・夜、翌日も翌々日も1日2回、私の名前が入っています。事前の予定だと1人1日1シフトだったけれど。アレ???笑
マネージャーに尋ねてみると「これはミスプリントで明日には新しい表を出力し直すから!」とのことですが、、、すでにその日の夜も自分の枠には予約がいっぱいになっており、、、100人近くいるセラピストをまとめなおして、お客さんを呼び直して、、とやっている時間もないものですから、ダブルシフトをこなしてきました♪
セラピストテント内の個室にて |
日本から持参したクリスタル達 |
施術内容は、レイキとクリスタルヒーリング。希望者には両方をミックスしたクリスタルレイキヒーリングを施術しました。私が担当させていただいた方々は、日本、ドイツ、オランダ、アメリカ、イタリア、ポルトガル、イギリス、スロベニア、ブラジルなどからいらしていて本当に多国籍な面々でした。(共通言語は英語)
ですが、エネルギーを感じる、という感覚的な行為にはあまり言葉は要らないようです。
もちろん、ヒーリングの事前説明や事後説明などもしますが、施術中は心を込めてエネルギーを流していくだけです。そして皆さん、ヒーリングを満喫されたようで、反応はかなりよかったです♪
「この方達とは、以前もどこかでお会いしたことがあるのだろうか?もしなかったとしても、ご縁あってこの場でお会いしたのだから、魂の癒しのお役に立てますように♡」という心持ちで日々のワークをこなしていきました。
実は…会場には前日入をしたにも関わらず、到着や受付も遅れに遅れ、現地で受け取れるはずのテントも受け取れず、最初の夜は一緒に現地入りしたイスラエル人女性セラピストと、力尽きてエリア内のティピでこっそり寝ていたのです、まるで遭難者、、、内緒ですよ笑(ちなみに期間中、セラピストは各自キャンプでの滞在となります…。 )
そんな流れもあって、初日からWワークはちょっと大変でした〜!!
しかも夜間の時間帯には、予約したことを忘れてしまうお客さんも多く笑、ぽっかり時間が空いてしまうことも多々ありました。そんな時は、セラピストテント周辺にいる人たちに声をかけます。「マッサージ希望者はいませんか?」「レイキ受けられますよ」など他のセラピストさんも積極的に声をかけていました。
太陽の出ている時間はとても暑いのですが、乾燥しているためか、木陰に入ればとても快適に過ごせます。とはいえ、毎日午後13時過ぎになると暑さもピーク、空気に舞うホコリもいっそう激しくなります。そしてランチの後のお昼寝タイムが楽しい時間でもあります♪長い午後が終わりに近づき、21時頃日の入りを迎えて、涼しい夜がやってくる。一日のリズムはそんな感じです。
気温差+ハードな環境において、普段と同じ調子でワークをこなすには、体力や免疫力、精神的なタフさなどが欠かせません。予想外のハプニングがやってきても慌てず、怒らず、笑い飛ばして切り替えるくらいの余裕があればさらに◎◎◎。日頃のヨガ鍛錬の成果もここで発揮されたかと思います♪
同じエリアでは、マッサージセラピストとして他に2人の日本人が働いていました。1人はもともと友人だった男性で整体マッサージを施術。彼は「1日5組なら、休みなくお客さんがやってくるフジロックフェスティバルよりは全然楽だよ〜」と言っていました!!さすがです!
そして、毎回ヒーリングエリアに仕事をしにくるメキシコ在住の女性(施術内容は指圧マッサージ)とは「環境は過酷だったりシフトが混乱したりとか大変かもしれないけど、こういう大きなフェスティバルで仕事をするのは、やはり楽しい。クライアントにしてもセラピストにしても色んな国の色んな人に出会えるし、みなさん"楽しもう"と思って遊びにきているからそのエネルギーもいいよね。」なんて話をしました。彼女は中学生くらいの娘さんと一緒にいらしていて、そういったフランクな空気もいい感じでした♪
+興味のあるマッサージやセラピーを、自分のセラピーと交換できるオプションもあったのですが、、、結局それどころではなく、、、再会できそうなセラピストさんとはいずれ交換しましょうね。と約束しただけで終了してしまいました!もったいなかったけど、またいつか、ですね!
というわけでざーっとでしたが今夏のレポートでした♪
ご拝読ありがとうございました。
Love to all.
Light to all.
Peace to all.
Sat nam!