Sunday 13 January 2013

About Kundalini Yoga : 代表的なクリヤについて


本日は、クンダリーニヨガにおける代表的なクリヤ(浄化法/ポーズのこと)をご紹介致します。

クリヤと呼ばれる瞑想やエクササイズ、呼吸法では、肉体だけでなくチャクラをはじめとするエネルギーシステムや、身体の免疫機能・神経系統に大いに働きかけていきます。


クンダリーニヨガ チューニングマントラ

Ong Namo Guru Dev Namo
(オン ナモ グル デブ ナモ)

クラスでも個人練習でも、このマントラを始まりと終わりに、三回ずつ繰り返します。
マントラを唱える前に三回ほど深呼吸をすると良いでしょう。

チューニングを行うのは、これまでこのテクニックを開発し守ってきた先人たちの知恵とつながる、高次の自己とつながる、などの目的があります。

チューニングマントラ→ウォームアップエクササイズ→メインテーマに沿ったクリヤを行っていくのがクラスの流れになります。


代表的なクリヤ

*火の呼吸 Ego Eradicator



図(1A)のように指を折り曲げ、両腕を60度の角度で掲げキープします。肩も首も力をぬきます。顔の力も抜きます、もしも慣れてきたら笑顔で挑戦してみましょう。呼吸は吐くと同時に下腹部から力を抜いて前に突き出します。吸う時には下腹部を背骨の方向へ引っ込めます。これを素早く繰り返します。実際のレッスンでは継続して1分~3分ほどやっています。

気の働きを高めるのに大変良いです。女性の場合、妊娠中の方、生理の最初の二日間ほどにあたる時期は火の呼吸をしないでください。下腹部にかなり力が入るため、デリケートな時期には代わりに長く深い深呼吸をします。

速い腹式呼吸(1分間に約200回)をくり返すことで効率の良い有酸素運動にもなり、また心身に不要なエネルギーも素早く燃焼します。近年では格闘家やアスリートにも人気の呼吸法です。

"How to do Breath of Fire" by. Carolin Cowan (English)



クンダリーニヨガのセットでは、この火の呼吸を使い、他の様々なポーズも行います。
いわば、クンダリーニヨガにおいて代表的な呼吸法といえるでしょう。




*サットクリヤ Cosmic Connection


非常に浄化力の強いクリヤ。両手を図のように組み(男性は右手の親指が上になるように。女性の場合は左手の親指が上になるように組みます:ヴィーナスロック:このクリヤでは人差し指だけ伸ばします)、正座して両肘をで耳を挟むように頭上に腕を伸ばします。目は閉じて、意識は眉間(第三の目)に集中しましょう。
あごを引き、背骨が一本の直線になるよう、まっすぐに伸ばします。
サットクリヤでは「SAT NAM(サットナム=I am truth. の意味)」というマントラを使います。
「SAT(サット)」と唱えると同時に下腹部を背骨の方へ引き寄せます。
次に「NAM(ナーム)」と唱え、下腹部の力を抜き、リラックス。
エネルギーが脊髄に添って昇り、頭頂部のチャクラを通じて流れて行くのをイメージしましょう。エクササイズを行ったあとは十分な休息時間をとります。





上記二つのクリヤは代表的なものであり、エクササイズの様々な箇所で応用されます(特に火の呼吸)。

また、ただ一つのポーズだけでなく、テーマに合わせていくつかのポーズの組み合わせも「〜〜のためのクリヤ」と表記されます。



♡参考リンク♡
こちらは1時間ほどの「デトックス」がテーマのレッスンになります。ご興味のある方はお時間のある時にでも、実際にご覧になってみて下さい。チューニングマントラやウォームアップエクササイズ、一連の流れが把握できます。(*英語版)




クンダリーニヨガのクラスでどんなことをするのか?何となくイメージできましたでしょうか?
次回は、独特の瞑想法、についてご紹介します♪




Love To All.
Light to All.
Peace to All.

Sat Nam!